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今野 敏 「任侠学園」映画化  2019.5.6(月)

任侠

今野敏さんの「任侠学園」映画化になるとの事!

阿岐本組組長は「西田敏行」さん。

主人公の日村は「西島秀俊」さん。

2019年今秋公開だそうです。

組長が西田さんは、アウトレイジ思い浮かべますね。

ですが、任侠学園の組長は

「ヤクザ」と「暴力団」は違うとの信念をお持ちの組長。

任侠と人情を重んじる正統派ヤクザなんだそうです^_^

潰れかかった私立高校を

立て直すと言う依頼を受けるんですねぇ。

百戦錬磨のプロのヤクザも嘆くほど荒廃した学園を、

立て直すことは出来るのか!

No.2の代貸しの日村を中心に

学園の生徒、先生、父兄との攻防が見ものです!

一番の見所は、

結局私立高校のバッグにいる権力者との闘いになります。

生徒たちは、今人気の若手俳優さんたちを起用すると思いますし、

西田敏行さん、西島秀俊さんと言う

実力俳優さんを持ってきているので、

面白い映画になるのではないでしょうか。

どうかコメディタッチでドタバタ映画になりませんように…

かなり風刺が効いた皮肉な表現の作品になると

今野敏さんの言いたい事が

伝わるのではないかなぁと期待しています(^^)

日村役が西島秀俊さんとは意外でした。

鈴木亮平さんの雰囲気をイメージしていました(^^)

組長の西田敏行さんは、ピッタリだと思います(^^)




いつもありがとうございます
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今野 敏 「マル暴甘糟」

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「俺のこと、なめないでよね」

が口ぐせのマル暴刑事「甘糟達夫」

ある夜、

多嘉原連合の構成員が

撲殺されたという知らせが入る。

コワモテの先輩・郡原虎蔵と

捜査に加わる甘糟だが、

いきなり組事務所に連行されて――

警察小説史上、

もっとも気弱な刑事の活躍に

笑って泣ける〈マル暴〉シリーズ第一弾。

・・・・・・・・・・・・・・・

阿岐本組任侠シリーズにも登場した甘糟刑事が

今度は主役で事件解決に動きます。

暴力団担当の気弱な甘糟さんですが、

何気に頭が周ります。

と言うか相棒の上司と

キャリアの上司が面倒くさくておかしい。

頑張れ甘糟!



いつもありがとうございます

今野 敏  「任侠浴場」

無題

ヤクザが人と会社を立て直すシリーズ4!

東京のとある町に事務所を構える

ヤクザの親分・阿岐本雄蔵は、

困った人をほっとけない上、

文化事業好きな性格が困り者。

そのせいで組員はこれまで出版社、高校、病院などの

経営再建に携わる羽目になって来た。

今回は赤坂の路地裏にある古びた銭湯。

暴対法で締め付けが厳しくなって来たヤクザの世界。

地域の困りごとを引き受け交渉し解決する、

いわゆる「シノギ」で稼ぐ。

交渉術もヤクザの武器の一つだ。

ヤクザは脅すものと、世間では思われているようだ。

もちろん脅す事も多い。

だが、それだけではない。

不屈の交渉力こそ重要なのだ。

このシノギのたいへんなご時世に、

組長は銭湯の再建に力を貸すことに…

道楽が過ぎると思っている組で二番目に偉い

代貸(だいがし)の日村。

組長「そりゃあ、生きていくにゃあ、義理も大切だ。

人情も大切だし、金だって重要だ。

だかな、道理を忘れちゃ、

生きてる意味がねえんだよ。」

組長「おめえ、銭湯って何だと思う?

俺が訊きてえのはな、

日本人にとって、どういうもんか、ってえことだ」

組長「今の日本人は、

嫌なことばかり考えているからだよ。

マスコミのせいもあるだろうな。

景気はなかなかよくならないとか、

先行きは不透明だとか、

国際情勢は予断が許さないとか…

テレビでも新聞でもそんなことばかり言っている。

そりぁ、国民に警告することは大切だよ。

けどね、テレビや新聞を見るたびに悪いことだらけじゃ、

いい加減、嫌になるじゃないか。

だからね、今の日本人は

もっと気持ちいい思いをしなけりゃダメなんだ。

日常の中でも何か気持ちいいことを見つけなけりゃ。

そういうものの積み重ねで、

世の中の気分ってものができあがるんだ。

経済なんて、けっこう気分で変わるんだよ。

風呂に入るなんざあ、どうでもいいと思いがちだ。

けどね、そういう心の余裕が必要なんだ。

一日一回、のんびりと湯に浸かる。

それで気分も変わろうってもんだ。

血行が良くなり、体の芯が温まって健康にもなる。

健康になれば、気持ちが前向きになって、

さらに世の中も明るく感じられる。

それに銭湯は公衆道徳を学ぶ場でもあったわけ。

他人様といっしょに風呂に入るには、

いろいろと約束事が必要で

それがつまり公衆道徳ってやつなんだ。」

具体的な銭湯再建には、

大物政治家まで関わっていたり、

胡散臭い刑事も邪魔をして来ます。

頭と素早い行動と交渉術で

阿岐本組の面々はどのようにして再建を果たすのか?

このシリーズの表紙の絵を担当しているのは、

山崎杉夫さん。

とても趣があってそれぞれのキャラの特徴を出しています。

この作品に登場する

史上最弱刑事「甘糟達夫」のシリーズも出来ましたので

早速読んで見たいと思います。

阿岐本組の面々も登場するみたいです。

ますます面白くなって行く

阿岐本任侠シリーズ。

オススメです!!



いつもありがとうございます

今野 敏 「任侠病院」

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日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、
所帯は小さいが、世の中からはみ出た若い者を抱えて、
天下に恥じない任侠道を貫いてきた。
ところが最近、一部の地元民から暴力団追放の動きが起こり、
めっきり肩身が狭くなった。
そんな中、今回、組長が持ち込んだのは病院の再建話。
日村は、個性豊かな子分たちと、
潰れかけた病院の建て直しに奔走するが…。
笑いあり涙ありのおなじみ「任侠」シリーズ第三弾!


・・・・・・・・・・・・・・・・

ヤクザは、交渉術の達人だ。
一般には、暴力をちらつかせて脅しをかけるだけだと
思われがちだが、一つの話をまとめようとするとき、
ヤクザほど事前に下調べをする者はいない。


・・・・・・・・・・・・・・・・

「明るい表情で働くというのも、
もちろん患者さんのためもあるのですが、
働いている方々のためでもあると思います。
みんなの表情が明るくなれば、
自然と気持ちも前向きになるんじゃないですか?」


・・・・・・・・・・・・・・・・

「我々の病院に来て、患者さんがまず最初に接するのは、
医者でもなければ、看護師でもありません。
受付であり、我々事務員なのです。
そして、帰る前に最後に接するのも我々です。
それはとても重要なことだと気づいたのです。」


・・・・・・・・・・・・・・・・

「いいですか、みなさん。いよいよ戦争です」
高島院長がつぶやくように聞き返した。
「戦争・・・?」
オヤジがうなずいた。
「そうです。病院を守るための戦争です」


・・・・・・・・・・・・・・・・

「患部を治療し、症状をなくしたり、
軽くしたりすることに全力を尽くす。
それが医者だ。
そして、それを検査技師や看護師がフォローし、ケアする。
さらに、医療事務がそれをサポートする。
わかるかい?
人を助けるのは、医者じゃない。
俺はそんなに思い上がってはいない。
人を助けるのは、病院なんだ。
病院のみんなで人を助けるんだよ」


・・・・・・・・・・・・・・・・

潰れかけの病院再建に動く

ヤクザの阿岐本雄蔵率いる阿岐本組。

まず始めたのが、病院の外壁の掃除。

待合室天井の電灯を明るくする事。

医師や看護師達だけではなく、

受付・事務職員のスタッフに対する

笑顔の対応を指示する。

今回の病院は、医師も看護師も事務職員も

皆んなプロとしての仕事を真面目にする人ばかり。

経営方針と内容が別のヤクザの組織が関わっていた事により、

潰れそうになっていました。

そこを全面に改革しようと乗り込みます。

当初ヤクザである事に対する拒否姿勢であった病院側。

組長はじめ、組員のヤクザらしからぬ、

真面目で親身な対応に序々に心を開き指導を仰ぐようになります。

基本の事を変えるだけで方向性が変わる。

それをヤクザに教えられるとは(笑)

皮肉なユーモアでマーケティングテクニックとして

教えられる物語でした。



いつもありがとうございます

今野 敏 「任侠学園」

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日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、
ちっぽけながら独立独歩、
任侠と人情を重んじる正統派のヤクザだ。
そんな組を率いる阿岐本雄造は、
度胸も人望も申し分のない頼れる組長だが、
文化的事業に目のないところが困りもの。
今回引き受けてきたのは、
潰れかかった私立高校の運営だった。
百戦錬磨のヤクザも嘆くほど荒廃した学園を、
日村たちは建て直すことができるのか。
大人気の「任侠」シリーズ第二弾。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

だが、教頭は勘違いしている。
ヤクザは時間を無駄にしない。
二度手間になることはしないのだ。
校長に何か用事があっても、
そちらを後回しにしてもらうように交渉する。
そして、素人はたいていそれを呑む。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

「私は二つの大きな時代的な要因があると思います。
一つは戦後の民主教育、
一つは70年安保闘争や学園紛争です。
双方とも旧秩序を破壊したのです。
新たな価値観を獲得したかもしれませんが、
同時に重要なものを失ってしまった。」


・・・・・・・・・・・・・・・・・

「恥じですよ。
いつの頃からか、日本人は恥を知らなくなりました。
昔はよく言われたものです。
恥を知れってね。
人間として恥ずかしくない行いというものがあった。
だが、今の日本人からはそれが欠落している。

・・・・・・・・・・・・・・・・

「生徒というのは、大人が本気かそうでないかを敏感に見抜きます。
あたなは、常に本気だった。
だから、関わる生徒たちが変わっていったんです。」

・・・・・・・・・・・・・・・・

別にヤクザを美化しているのではなく、

風刺が効いているんですね。

ヤクザのしきたりや対応力が教育や仕事や

人との関わり方を皮肉っていると思います。

ヤクザに教えてもらう事なんて本来は全くないのですが、

人を傷つけない、暴力を振るわない、

素人さんには手を出さない、

地元の人の困り事に対応すると言うのが一流のヤクザなのだそうです。

もちろんシノギですから、そこにはお金が絡みます。

慈善事業ではないので、お金にならない交渉事はしない。

しかし、今回の学校の再建に関しては組が自腹を出す事ばかり。

何が得になるのか。

ナンバーツーの代貸(だいがし)の日村の苦労は尽きません。

それでもここ一番の肝心な所でヤクザの本領を発揮します。

交渉事に関しては脅しのプロ。

本気度が違うので迫力があります。

この学園は生徒が皆んな絵に描いたような今どきの若者で

やる気がなく、生意気で大人と社会を舐めすぎていますが、

それよりもタチが悪いのは、そんな子供の躾も出来ない保護者達。

ギャーギャー騒ぎたて、対局するような対策は棚に上げ、

自分達の都合の良い事だけを主張し、

あげくのはてに暴力団追放運動もします。

それもこれも、保護者に負けている校長はじめ教師たちが

言いなりになっているから。

言いたい事は山ほどあるが、私立高校の場合の

バックにいる権力者に頭があがらないという大人の事情。

そんな汚い事情にもヤクザは斬り込みます。

何だか、どっちが正義だかわけわかりません。

そんな皮肉でユーモアのある物語でした。

出版社・高校と来て、

次は、病院編です。

ナンバーツーの代貸(だいがし)の日村の苦労は、

まだまだ続くシリーズです(^^)


いつもありがとうございます

今野 敏 「任侠書房」

ダウンロード
日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、
今時珍しく任侠道をわきまえたヤクザ。
その阿岐本組長が、
兄弟分の組から倒産寸前の出版社経営を引き受けることになった。
舞い上がる組長に半ば呆れながら問題の梅之木書房に出向く日村。
そこにはひと癖もふた癖もある編集者たちが。
マル暴の刑事も絡んで、トラブルに次ぐトラブル。
頭を抱える日村と梅之木書房の運命は?
「任侠」シリーズ第一弾(『とせい』を改題)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヤクザの最大の武器は暴力ではない。
情報なのだ。
そして、ヤクザにとって一番大切なのはとにかく行動することだ。
堅気がヤクザに勝てないのは、
必死で考えないからであり、
すぐに行動しないから。
ヤクザはあれこれ迷わない。
まず行動するのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

ああだこうだとまくし立てて、こちらにではなく
向こうに落ち度があるように思わせてしまうのが、
この稼業のやり方だ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・

揉め事の仲介は、ヤクザの得意技だ。
揉め事をおさめて、そのカスリをいただく。
それもシノギの一つだ。
だから、本物のヤクザはいくらでも我慢強くなれる。
人を説得して得を取る。
相手は食い物にされたことも気づかず、
揉め事が解決してよかったと感じる。
そういう状況を作るのが、一流のヤクザというものだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・

「我慢だ。何事もじっと我慢するのが、本当のヤクザってもんだ。
ここで、腹立ち紛れに嫌がらせでもしたら、
それこそ暴力団と呼ばれている連中と同じになっちまうじゃないか」

・・・・・・・・・・・・・・・・

「俺も警察(ヒネ)を相手に勝負をしたことはねえ。
どうやったら勝てるか、ちょっと思いつかねえ。
組織力は問題にならん。
法律も向こうの味方。
社会的にも向こうにずっと分がある。
・・・・となりゃあ、武器は智恵しかねえ。
智恵を絞るんだよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・

「藤木という刑事には明らかな悪意があった。
法が向こうの味方についているというのなら、
こっちは良識を味方につける」

・・・・・・・・・・・・・・・

いや~面白い!

ヤクザも大変なんだなぁと思いました(笑)

セリフの流れも淀みなく、スピード感溢れて小気味いいです。

ヤクザのコンサルティングの素晴らしいこと。

ナンバーツーの日村と組長はじめ組員や

出版社の面々の個性がはっきり描かれていて分かりやすい。

単なるお笑いにせず、風刺も効いていてスカっとします。

たちの悪い警察に思わずヤクザを応援しちゃいます(笑)



いつもありがとうございます
蝶が舞うリースの時計
プロフィール

cn7145

Author:cn7145
生れも育ちも仙台。外見も性格もとても地味。物があふれているのが苦手。食べ物の好き嫌いほぼ無し。本と猫好き。好きな言葉「喫茶喫飯」。

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