香納 諒一 「夜の海に瞑れ(つぶれ)」
![]() 【中古】 夜の海に瞑れ (角川文庫) |
「癌に冒された老ヤクザを故郷の淡路島まで運べ。」
舞い込んだ依頼はたやすいはずだった・・・。
だが、謎の追っ手の襲撃によって、
老人吉野と親友が拉致される。
しかも、その老人は、五十年以上前にシベリアの捕虜収容所で、
凍土に葬られたはずの男だった・・・
組織を裏切った老ヤクザ吉野の本当の狙いは何か。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
香納諒一の小説で三番目位に好きな作品。
一番は、「さらば狩人」
二番は、「炎の影」
三番が、「夜の海に瞑れ(つぶれ)」
で、今作品に登場する安本兄弟が
「さらば狩人」にも登場する。
兄は俊敏で頭も良い。弟は図体がデカく腕力は凄いが頭が弱い。
この二人のキャラが気に入って、香納さんは、別の作品にも
登場させたかったと言って「さらば狩人」に登場させたとのこと。
スポンサーサイト