ネコメンタリー猫も杓子も「吉田修一編」 (土)
https://www.nhk.jp/p/ts/Z52R515WW1/episode/te/XKJRNJY534/
良い番組ですねぇ。
以前「養老センセイとまる」を観ました。
まるが亡くなるまでを放映しました。
淡々と静かに猫と家族を描いていて
お涙頂戴の過剰演出がなく
自然で美しい映像と飼い主の想いが感動しました。
・・・・・・・・・・・・・・
今回は作家吉田修一さんと
飼い猫「金太郎・銀太郎」との暮らしぶり。
こちらの番組スタッフさんは映像にもセンスが高くて
観ているだけで癒されます。
・・・・・・・・・・・・・・
吉田さんが椅子で寛いでいると
猫ちゃんがお腹に乗っかってきてフミフミ。
そのあとペタっと吉田さんのお腹の上でお休み。
良いなぁ~。とっても可愛いし素敵な関係。
・・・・・・・・・・・・・・
吉田さんのご自宅の雰囲気が素敵でした。

すっきりとした空間の広い明るい室内。
高層マンションから見える風景が気持ち良い~。
吉田さんは散歩が好きでお気に入りの公園に行き
いつも決まったベンチに座り、
前方に見える木々が風に揺れる風景を見るのが
好きとの事。まったく飽きないと言っていました。
う~んこの感覚も素敵だなぁ~。
確かに時間を忘れて観ていたい風景でした。
・・・・・・・・・・・・・・
金太郎・銀太郎くん。


一緒に暮らし始めて7年との事。
吉田さんは、
「自慢できる事は君たちにウソをつかない事だ」
と言っていました。
素敵な番組ですネ(^^)
いつもありがとうございます

良い番組ですねぇ。
以前「養老センセイとまる」を観ました。
まるが亡くなるまでを放映しました。
淡々と静かに猫と家族を描いていて
お涙頂戴の過剰演出がなく
自然で美しい映像と飼い主の想いが感動しました。
・・・・・・・・・・・・・・
今回は作家吉田修一さんと
飼い猫「金太郎・銀太郎」との暮らしぶり。
こちらの番組スタッフさんは映像にもセンスが高くて
観ているだけで癒されます。
・・・・・・・・・・・・・・
吉田さんが椅子で寛いでいると
猫ちゃんがお腹に乗っかってきてフミフミ。
そのあとペタっと吉田さんのお腹の上でお休み。
良いなぁ~。とっても可愛いし素敵な関係。
・・・・・・・・・・・・・・
吉田さんのご自宅の雰囲気が素敵でした。

すっきりとした空間の広い明るい室内。
高層マンションから見える風景が気持ち良い~。
吉田さんは散歩が好きでお気に入りの公園に行き
いつも決まったベンチに座り、
前方に見える木々が風に揺れる風景を見るのが
好きとの事。まったく飽きないと言っていました。
う~んこの感覚も素敵だなぁ~。
確かに時間を忘れて観ていたい風景でした。
・・・・・・・・・・・・・・
金太郎・銀太郎くん。


一緒に暮らし始めて7年との事。
吉田さんは、
「自慢できる事は君たちにウソをつかない事だ」
と言っていました。
素敵な番組ですネ(^^)
いつもありがとうございます

「顔に魅せられた男 カズ・ヒロ 超絶技巧の世界」を観て 2022.1.28(金)
先日BSで再放送されたドキュメンタリーを観ました。
映画の特殊メイクで2回目のアカデミー賞オスカー獲得した
特殊メイクアップアーティストの「カズ・ヒロ氏」。
ゲイリーオールドマンやシャーリーズセロンの
特殊メイクでオスカー賞を2回受賞。
・・・・・・・・・・・・・・
現在は日本国籍を離れて
米国国籍を取得して「カズ・ヒロ」となったとの事。
最新作品として「オードリーヘップバーン」の
若い頃の美しいヘップバーンと
晩年の60代のヘップバーンを作ったカズ・ヒロ氏。
あまりにもリアルな作品に本当に驚きました。
瞳の中の光や色、毛穴まで作っていて
素晴らしかったです。
・・・・・・・・・・・・・・
カズ・ヒロ氏が日本国籍を離れた理由のコメントでは、
「残念ながら私は日本を離れアメリカ人となっている。
周りに合わせ従順であることを強要する日本の文化の中で
夢を叶えるのは難しく、
そんな文化の中で疲弊してしまった。
だからこそ私はいまアメリカに住んでいる」
と言ったそうですね。
あ~なんか分かるなぁ~
個人を押し殺しては才能は埋まったまま・・・
カズ・ヒロ氏の選択は
羨ましい人生の選択と思いました。
・・・・・・・・・・・・
カズ・ヒロ氏の生い立ちは
小さい時から辛い事が多かったようです。
両親の離婚・・・
番組の最後に言ったカズ・ヒロ氏の言葉が
心に残りました。
「小さいころから蔑まされて育ったので
褒められた事がオスカー像をもらう事より
嬉しかった」
いつもありがとうございます
映画の特殊メイクで2回目のアカデミー賞オスカー獲得した
特殊メイクアップアーティストの「カズ・ヒロ氏」。
ゲイリーオールドマンやシャーリーズセロンの
特殊メイクでオスカー賞を2回受賞。
・・・・・・・・・・・・・・
現在は日本国籍を離れて
米国国籍を取得して「カズ・ヒロ」となったとの事。
最新作品として「オードリーヘップバーン」の
若い頃の美しいヘップバーンと
晩年の60代のヘップバーンを作ったカズ・ヒロ氏。
あまりにもリアルな作品に本当に驚きました。
瞳の中の光や色、毛穴まで作っていて
素晴らしかったです。
・・・・・・・・・・・・・・
カズ・ヒロ氏が日本国籍を離れた理由のコメントでは、
「残念ながら私は日本を離れアメリカ人となっている。
周りに合わせ従順であることを強要する日本の文化の中で
夢を叶えるのは難しく、
そんな文化の中で疲弊してしまった。
だからこそ私はいまアメリカに住んでいる」
と言ったそうですね。
あ~なんか分かるなぁ~
個人を押し殺しては才能は埋まったまま・・・
カズ・ヒロ氏の選択は
羨ましい人生の選択と思いました。
・・・・・・・・・・・・
カズ・ヒロ氏の生い立ちは
小さい時から辛い事が多かったようです。
両親の離婚・・・
番組の最後に言ったカズ・ヒロ氏の言葉が
心に残りました。
「小さいころから蔑まされて育ったので
褒められた事がオスカー像をもらう事より
嬉しかった」
いつもありがとうございます

BSドラマ「橋ものがたり」3作品 2019.3.20(水)
2017年9月に放送されたドラマの再放送を先日観賞しました。
藤沢周平氏「橋ものがたり」短編集の中の3作品放映。
・・・・・・・・・・・・
『小さな橋で』
松雪泰子さんがとても色っぽくて悲哀の表情が秀逸。
夫役の江口洋介さんは、似合っていないかなぁ・・・
息子広次役の田中奏生君が「北の国から」の
純とそっくりの語りでした。
監督が杉田成道さんなので「やっぱり」と言う感じでした。
映像が素晴らしくさすが杉田さん!
それぞれの役者さんの演技もとても感情移入出来て
惹きこまれましたが、
セリフの間がスロー過ぎるのは少々イライラ。
シーン展開が「それはいらないんじゃない?」
という箇所も何か所かありました・・・
まずは松雪泰子さんと江口さんの濡れ場シーン。
これは原作にもありません。
まったくもって「いらないシーン」。
しかもその濡れ場を息子広次が観ると言うのもいやな演出でした。
また、最後の橋の上でのシーンで
広次と近所の女の子の友達が
寄り添うシーンに至っては、原作をぶち壊し。
寄り添い方が、ドラマではいきなり広次が女の子を
抱き寄せて大人のような抱擁シーンとしていました。
あれは頂けない。
最後の最後がこの物語の良いところなのに、
杉田さん演出しすぎましたねぇ・・・
藤沢原作を崩したオリジナルにしたようですけど・・・
せっかくの松雪さんと広次役の田中君の演技が
しらけてしまいましたが、
それでも松雪さんの演技に救われたドラマと思いました。
本当素敵な女優さん!
・・・・・・・・・・・・
『吹く風は秋』
主演の橋爪功さんは、さすがですねぇ。
橋爪さんは「品」があるので、
老いぼれの博徒老人もキリっとしたところが伺えて
映像も引き締まっていました。
女郎役の臼田あさ美さんが、
儚げな雰囲気を美しく演じていて見惚れました。
橋爪さんが演じると安心して観ていられます。
監督は鈴木雅之氏。
「HERO」などを手掛けた人ですね。
・・・・・・・・・・・・・・・
『小ぬか雨』
主演の二人は、北乃きいさんと永山絢斗さん。
3作品の中で一番感動しました。
また映像と演技と流れがとても似合っていて
原作を美しく忠実に描いていたと思います。
藤沢ファンとしてはとても嬉しかったです。
北乃きいさんは少しふくよかになった感じですね。
永山絢斗さんは、お兄さんが「瑛太」さん。
永山絢斗さんの方が好きですねぇ。
若手イケメン俳優と言うだけではない
役者さんとしての演技もこれからが楽しみな俳優さん。
とても切ない物語を北乃きいさんと永山絢斗さんが
控え目にそして丁寧に演じていて好感が持てました。
北乃きいさんの夫になる役の仁科貴さんが
3作品の脇役さんの中で一番印象に残りました。
川谷拓三さんの息子さんですね。
お顏もそっくり。
川谷さんのような役柄を引き継いで欲しいなぁと思いました。
・・・・・・・・・・・・・
http://www.bsfuji.tv/hashimonogatari/pub/001.html
予告だけありました。
https://www.youtube.com/watch?v=EBDNHAC3Qpw
ちなみに、2017年に放送されたこのドラマは、
東京ドラマアウォード2018 作品賞。
衛星・配信系ドラマ部門で「優秀賞」を受賞したそうです。
いつもありがとうございます
藤沢周平氏「橋ものがたり」短編集の中の3作品放映。
・・・・・・・・・・・・
『小さな橋で』
松雪泰子さんがとても色っぽくて悲哀の表情が秀逸。
夫役の江口洋介さんは、似合っていないかなぁ・・・
息子広次役の田中奏生君が「北の国から」の
純とそっくりの語りでした。
監督が杉田成道さんなので「やっぱり」と言う感じでした。
映像が素晴らしくさすが杉田さん!
それぞれの役者さんの演技もとても感情移入出来て
惹きこまれましたが、
セリフの間がスロー過ぎるのは少々イライラ。
シーン展開が「それはいらないんじゃない?」
という箇所も何か所かありました・・・
まずは松雪泰子さんと江口さんの濡れ場シーン。
これは原作にもありません。
まったくもって「いらないシーン」。
しかもその濡れ場を息子広次が観ると言うのもいやな演出でした。
また、最後の橋の上でのシーンで
広次と近所の女の子の友達が
寄り添うシーンに至っては、原作をぶち壊し。
寄り添い方が、ドラマではいきなり広次が女の子を
抱き寄せて大人のような抱擁シーンとしていました。
あれは頂けない。
最後の最後がこの物語の良いところなのに、
杉田さん演出しすぎましたねぇ・・・
藤沢原作を崩したオリジナルにしたようですけど・・・
せっかくの松雪さんと広次役の田中君の演技が
しらけてしまいましたが、
それでも松雪さんの演技に救われたドラマと思いました。
本当素敵な女優さん!
・・・・・・・・・・・・
『吹く風は秋』
主演の橋爪功さんは、さすがですねぇ。
橋爪さんは「品」があるので、
老いぼれの博徒老人もキリっとしたところが伺えて
映像も引き締まっていました。
女郎役の臼田あさ美さんが、
儚げな雰囲気を美しく演じていて見惚れました。
橋爪さんが演じると安心して観ていられます。
監督は鈴木雅之氏。
「HERO」などを手掛けた人ですね。
・・・・・・・・・・・・・・・
『小ぬか雨』
主演の二人は、北乃きいさんと永山絢斗さん。
3作品の中で一番感動しました。
また映像と演技と流れがとても似合っていて
原作を美しく忠実に描いていたと思います。
藤沢ファンとしてはとても嬉しかったです。
北乃きいさんは少しふくよかになった感じですね。
永山絢斗さんは、お兄さんが「瑛太」さん。
永山絢斗さんの方が好きですねぇ。
若手イケメン俳優と言うだけではない
役者さんとしての演技もこれからが楽しみな俳優さん。
とても切ない物語を北乃きいさんと永山絢斗さんが
控え目にそして丁寧に演じていて好感が持てました。
北乃きいさんの夫になる役の仁科貴さんが
3作品の脇役さんの中で一番印象に残りました。
川谷拓三さんの息子さんですね。
お顏もそっくり。
川谷さんのような役柄を引き継いで欲しいなぁと思いました。
・・・・・・・・・・・・・
http://www.bsfuji.tv/hashimonogatari/pub/001.html
予告だけありました。
https://www.youtube.com/watch?v=EBDNHAC3Qpw
ちなみに、2017年に放送されたこのドラマは、
東京ドラマアウォード2018 作品賞。
衛星・配信系ドラマ部門で「優秀賞」を受賞したそうです。
いつもありがとうございます

「グリーンダウンプロジェクト」 2016.10.28(金)
今朝のNHKニュースの中で特集していました。
「グリーンダウンプロジェクト」
中国の工場で生きたまま毛をむしられる鳥たちの映像も放映していました。
需要がある限り犠牲はなくなりません。
その需要をリサイクルと言う形で活かす事で意識を変えられると言う事のようです。
羽毛はリサイクルすれば新毛より綺麗になるのだそうです。
日本の技術は世界最高クラス。
このような形で動物の犠牲を無くす事に企業も賛同し始め動きだしているそうです。
リサイクルされた羽毛は
100年から150年も何度でも新毛として生きるのだそうです。
今、手持ちのダウンを処分しようと思っている人は
回収箱行きにされてはいかがでしょうかネ。
仙台ではエスパル仙台3Fの「ユナイテッドアローズ仙台店」に
回収箱が設置されているようです。
ダウン率が50%以上でしたら混合繊維でも大丈夫だそうです。
グリーンダウンの品物には緑に白い羽のマークタグが目印。
仙台では地元デパート「藤崎」の中にある
バーバリーを取り扱っていた「山陽商会さん」も
取り組んでいるようです(^^)
http://www.urdoors.com/greendownproject/
いつもありがとうございます

笑い過ぎて咳 2015.6.29(月)
今夜のネプリーグで笑いました~(笑)
柔道家の篠原信一さんの回答が(笑)
問題「一から始まる四字熟語を答えよ」
篠原「一二三四」(笑)
篠原「一姫二太郎」(笑)
篠原「いちじくにたろう」(笑笑)
お腹痛い!(笑)
笑い過ぎてせっかく咳が落ち着いたのに
また咳が出てきた(笑)
いや~楽しかった~(^O^)
いちじくにたろうって・・・(笑)
正解は沢山あるのですが、
「一期一会」「一日千秋」「一石二鳥」「一生懸命」・・・
などなどだそうです。
でも篠原さんの回答に満点をあげたいです(笑)
勉強になる回答ですよねぇ。
芸人さん負けそうですネ(笑)
北川景子さんも出ていたのですが、
彼女は本当に美人さん!
しかも頭が良くて品があって素敵な女優さんですねぇ。
最後の最後まで回答が当たっていたのに、
ホリケンが・・・
焦って北川景子さんの応えを無視・・・(アホ)
残念ながら賞金獲得ならず・・・
でも楽しいクイズ番組でした(^O^)
いつまありがとうございます
柔道家の篠原信一さんの回答が(笑)
問題「一から始まる四字熟語を答えよ」
篠原「一二三四」(笑)
篠原「一姫二太郎」(笑)
篠原「いちじくにたろう」(笑笑)
お腹痛い!(笑)
笑い過ぎてせっかく咳が落ち着いたのに
また咳が出てきた(笑)
いや~楽しかった~(^O^)
いちじくにたろうって・・・(笑)
正解は沢山あるのですが、
「一期一会」「一日千秋」「一石二鳥」「一生懸命」・・・
などなどだそうです。
でも篠原さんの回答に満点をあげたいです(笑)
勉強になる回答ですよねぇ。
芸人さん負けそうですネ(笑)
北川景子さんも出ていたのですが、
彼女は本当に美人さん!
しかも頭が良くて品があって素敵な女優さんですねぇ。
最後の最後まで回答が当たっていたのに、
ホリケンが・・・
焦って北川景子さんの応えを無視・・・(アホ)
残念ながら賞金獲得ならず・・・
でも楽しいクイズ番組でした(^O^)
いつまありがとうございます

もらい泣き
昨日「さんまのスーパーからくりTV」をチラっと見ていたら、
お父さんとのコミニュケーションがないという高校生の女の子が登場していました。
以前番組のインタビューで、
家でほとんどしゃべらないお父さんともっとおしゃべりしたいと話していた女の子。
再度番組で娘さんに内緒で室内撮影の企画をし、いつになく話しかけるようお父さんに依頼。
娘さんは「今日のお父さんしゃべるね。キャラ変?」と笑う。
そこで番組スタッフ登場で企画を話す。
スタッフが娘さんに「お父さんにもっとしゃべって欲しい?」
娘さん「はい」
スタッフ「どうして直接言わないの?」
娘さん「お父さんは、外で頑張っているのに、家に帰ってまで頑張ったら可哀想だから。
家にいる時は頑張らないで良いから」と涙をこぼす。
それを隣りで聞いてたお父さんも涙・・・・
お父さん「ありがとう・・・」
良い場面を観れました。
スタジオの渡辺正行氏がボロボロ泣いてました(^^)
こちらももらい泣き・・・(^^)
お父さんとのコミニュケーションがないという高校生の女の子が登場していました。
以前番組のインタビューで、
家でほとんどしゃべらないお父さんともっとおしゃべりしたいと話していた女の子。
再度番組で娘さんに内緒で室内撮影の企画をし、いつになく話しかけるようお父さんに依頼。
娘さんは「今日のお父さんしゃべるね。キャラ変?」と笑う。
そこで番組スタッフ登場で企画を話す。
スタッフが娘さんに「お父さんにもっとしゃべって欲しい?」
娘さん「はい」
スタッフ「どうして直接言わないの?」
娘さん「お父さんは、外で頑張っているのに、家に帰ってまで頑張ったら可哀想だから。
家にいる時は頑張らないで良いから」と涙をこぼす。
それを隣りで聞いてたお父さんも涙・・・・
お父さん「ありがとう・・・」
良い場面を観れました。
スタジオの渡辺正行氏がボロボロ泣いてました(^^)
こちらももらい泣き・・・(^^)
向田邦子 新春ドラマスペシャル 「花嫁」
東京は根津界隈の片倉家。
この家の亡くなった主人・浩三の七回忌の日、
無事法要を終えてほっと一息の妻・ちよ(泉ピン子)に、
別居している長男の良一(佐野瑞樹)が改まって話があると言い出した。
家の立ち退きを期に、自分たちと同居しないかと提案する良一。
それに対し、ちよは住み込みで家政婦をすることに決めているという。
良一と妻の雪子(京野ことみ)は自分たちが笑われると反対するが、
ちよは意に介さない。
そのやりとりを聞いていた長女の節子(小林綾子)は、
ちよに縁談があると割って入った。
相手は浩三の親友の黒崎宇一(小林稔侍)。
小さな会社を経営している黒崎は3年前に妻を亡くしている。
子どももおらず、老後の蓄えもたっぷりある。
条件は申し分ないと強く勧める節子に、
次女の巴(仲間由紀恵)はちよが可哀想だと猛反対し、兄妹喧嘩が始まる。
その頃、ちよに正式にプロポーズした黒崎も
実の妹の波子(岸本加世子)に再婚の決意を告げる。
相手のことは何も話さない兄をいぶかった波子は、
自分でちよのことを調べ上げ、家まで押しかけてくる。
そんな矢先、黒崎の会社が倒産する・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このドラマでとても印象に残るのは、立てつけの悪い引き玄関。
玄関の上を少し持ち上げないと開け閉めがうまく行かない。
上がり框から廊下に上がると「ギーッ」と音がなる程の安普請の古い家。
最後、母親が嫁ぐ日次女巴が廊下で母親へ語る言葉を
ちよは「ギーッ」と廊下を踏みつける事で返事をする。
「帰りたくなったらいつでも帰っておいでね」
「ギーッ」
「病気になったら私の病院へ来るんだよ」
「ギーッ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昭和な家の雰囲気がとっても懐かしくステキでした。
手動でネジを巻く柱時計を毎日かかさず巻いて寝るちよ。
こういう時計は一日でもネジ回しを怠ると故障するそうです。
またボーンボーンと時報が鳴っている時にネジ巻しても壊れるそうです。
こんなワンシーンワンシーンに凝っているドラマでした。
丁寧な撮影方法と設定に目新しさも感じつつ懐かしさとほのぼのさに
最後まで見入ったドラマでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一番感動したと言うか、さすがだなぁと思ったのは、
再婚相手黒崎の妹役の岸本加代子さんでした。
このドラマは何度かドラマ化していたそうで、
以前は、次女役巴を岸本加代子さんが演じたそうです。
今回は意地の悪い妹役でしたが、
岸本加代子さんの演技は素晴らしい!
「お腹に物をためて置けないのよ私!
だからはっきり言うけど、兄とあなたの結婚は反対です!!」
これが、初対面のちよと妹岸本加代子さんのセリフだったのですが、
はぎれの良いセリフ回しと、間の取り方、目付き・はっきりとした声。
どれを取っても本当に上手でした。
再婚は兄の財産を狙っていると誤解した岸本さんは、
後にちよに土下座して謝るのですが、
このシーンがまた、おばさん丸出しをうまく演技しておりまして、
人気の仲間由紀恵さん・可愛い川島 海荷さん・安定の小林稔侍さん・
何より存在感と演技派の泉ピン子さんより
私は、演技派女優岸本加代子に感動しながら見ました。