小杉 健治 「情け深川恋女房①」

深川佐賀町の稲荷小路に、『足柄屋』という小間物屋を構える与四郎と小里の夫婦。
共に助け合う夫婦の仲睦まじさと、周囲の人々の人情で解決される事件を、実力派作家が描く心温まる物語。
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シリーズ物なのでこれからも色々苦労する事や情緒あるお話しが続く事と思います。
よくある物語なので目新しさはないです。
主人の与四郎の幼い頃の苦労話から小間物屋の主人になるまでのストーリーをもっと詳しく描いて欲しかった。
妻小里の出来すぎな女房像もちょいとつまらないかな・・・
夫婦の周りのご縁のある人々も曰く有りげだけど、夫婦の為に動いてくれて人情味を感じますが、これまたちょっと上手く行き過ぎのように感じました。
セリフや情景描写も淡々としていて、奥深さが物足りない・・・
これにて今作品の購読はなしですかね・・・
つまらないと言うより、物足りない感じでした・・・
いつもありがとうございます

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