映画 「コーラスライン」
![]() 【22%OFF!】コーラスライン 【バリュープライス】(DVD) |
ブロードウェイの傑作ミュージカルを映画化!
N.Y.ブロードウェイ。
ブロードウェイの売れっ子ディレクターであるザック(マイケルダグラス)は、
新しいショーのために、男女各4人ずつのコーラスダンサーを選ぼうと
オーディションを開催する。
厳しいオーディションに合格したとしても手に入るのは「コーラス」、つまり無名の脇役。
「君たちはスターを彩る額縁、誰も僕の目を惹いてはいけない」とザックに宣告され、
それでもダンサーたちはたった8人の採用枠に残るために自分のすべてを賭ける。
「君たち自身を知りたい」というザックの問いかけに、
躊躇しながらも赤裸々に自分の人生について語り始める・・・。
予選には人種も出自も様々な、大勢の若者たちが集まったが、
そこにザックの元恋人であり、女優を夢見てハリウッドに渡った
キャシー(アリソン・リード)が現れた。
女優の道を諦めた彼女は、再びダンサーとして再出発するために
ここを訪れたのだが・・・・。
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オーディションを受ける為の長蛇の列・・・
手際良く審査を進めるザックとラリー
予選通過者をパンツの色やレオタードの色で言う
「そこの青の君・ピンクの彼女・グレーの君」
中には常連さんもいて「コニー」「シーラ」などと
名前を言われる人も・・・
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審査中に振付を忘れマゴマゴしている子を見かねたラリー
「待て、そうじゃない下がれ、緑の女性、こっちへ来て」
と言って一人の女性の手を持って舞台中央へ連れて来る
「これが見本だ」
自信なげにおどおどしてた女性だったが
「ワンツースリーステップアップ!」の掛け声で踊り出す
素晴らしいダンスに思わず周りから拍手!
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だいたいの通過者が決まったところで
通過者全員を舞台に集めるザック
100人近くのダンサーが舞台いっぱいにひしめき合う程に。
「いいか 力強くだ
しっかりビートに乗れ!」
ここで全員で踊るシーン。圧巻です!
ここでもザックとラリーは、審査する為に鋭い目で一人一人吟味していく・・・
どこを見て決めるんだろうか。。。
全員が優れていて決めるポイントが分からん・・・
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さて、ここでいよいよザックの元恋人のキャシーが登場!
急ぎタクシーで会場まで駆けつけたキャシー!
青とピンクの柄のスカーフを首にかけ、
オレンジのダフっとした薄手のジャケットに
グレーのTシャツをインして
うす紫とうすピンクの縞のフレアーキュロットスカート・・・
一切合財入った大きなバッグを二つも持ち
足元はひらったい靴・・・
なんちゅう恰好・・・
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自分もオーディションさせてほしいと懇願する為
レオタード姿で舞台に再登場するキャシー
超カッコイイっす!
長く綺麗なまっすぐな足!
ボン・キュッ・ボン!のスタイルの良さ。
「ザック、オーディションを」
「コーラスダンサーだぞ」
「いいの受けさせて」
「よせキャシー」
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結局オーテションを受けさせてくれず投げやりになり
帰ろうとするキャシーをラリーは引き止める
苦い別れかたをした二人・・・
挫折した彼女は、仕事がなく昔の恋人を頼る・・・
何をいまさら・・・
キャシーはどんな仕事でも良い
コーラスダンサーでも良い
とにかく「踊りたいの」
わたしは「ダンサーなの」と歌いながら訴えるシーンは
迫力満点!キャシー役のアリソン・リードが素晴らしい!
白い肌にうす紫のレオタード。
金髪のソバージュにグレーの瞳が良く似合う。
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最終選考まで残ったメンバーにザックは
「まだ踊ってもらうがその前に言っておく。
今回のオーディションは、いつもと違う。
グループの一員としてありのままの君たちを知りたい。
確かにコーラスは脇役だが、とても重要な存在だ。
演技よりダンスの才能を求めてる。
ここで演技をする必要はない。
いいな。
君たちがどんな人間か僕が知りたいのはそこだ。
質問されたら自分のことを話してくれ。
何を誇りに思い、恥じと思うか・・・
それが嫌なら今すぐ出ていけ
覚悟を決めてほしい・・・」
とまどう通過者達だが一人一人自己紹介をしながら語り始める
過去の自分・なぜダンサーになりたかったか・・・
これからの事・自分の複雑な生い立ち・差別・・・・
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この一人一人自分語りするシーンの中で一際目立つのが
黒人ダンサーの踊り。
激しくスピードのある躍動的なダンス
「サプライズ」と言う歌が彼の声に合い、サビの高音が気持ちいい!
「コニー」と言う中国系の女性は、
小柄でスタイルもさほどではないが、かわいい雰囲気を出している。
「シーラ」はもうすぐ30歳の子持ちのシングルマザー
ダンサーとしては常連で色っぽいしぐさと自信たっぷりの態度が
個性的で魅力的。
同性愛者の男性や胸を整形した女性、
18歳で結婚して夫婦で最終選考まで残った二人などなど・・・
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これでもかと何度も何度も躍らせるザック・・・
キャシーもオーディションを受ける了解を得、
みなと一緒に踊り出す。
その場で即興で歌と振付を覚えなければならない通過者達・・・
グループごとに躍らせるが、ザックはキャシーにだけ厳しい声を張り上げる
「キャシー肩を!キャシー頭を振るな!
キャシー男性と一緒に・・・頭を動かすな!キャシー目立つな!
キャシー足の高さを揃えろ・キャシーそろってないぞ!!」
何度も見たこの映画の中で一番好きなシーン。
アリソンリードの綺麗なしぐさのダンスがとても品があって魅力的。
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最後は、「one」の音楽に乗せこの映画に出演した人達全員で
ゴールドのタキシードとレオタードで踊る。
序々に人数が増えながら画面いっぱいに広がって踊る「one」
足を前後に上げ続けてフェードアウト・・・
この映画ですっかりアリソン・リードのファンになりました!
もう26年前の映画なんですねぇ・・・