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小川 未明 「赤い蠟燭と人魚」

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とても哀しいお話です。

人間の住んでいる町は美しく、

人情があり、優しいと思い込んでいた母親人魚が、

産まれたばかりの赤ん坊人魚を人間に託します。

ロウソク造りをしていた老夫婦に育てられた

少女人魚の描く蠟燭が

水難除けになると遠くまで評判になります。

そんな時、人魚を売ってほしいと

香具師が老夫婦に言葉巧みに近寄ります。

あんなに可愛がり優しかった老夫婦が、

少女人魚を売ってしまいます。

それから起こる事は、

人の欲望の結果引き起こした罰となります。

誰も少女人魚を思いやる事なく、

どんなにか孤独で寂しかったでしょう…

酒井駒子さんの絵が少女の想いを

美しく表現していて、

物語としても作品としても素敵な一冊と思いました。


いつもありがとうございます
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千野 隆司 「出世侍・4」

キャプチャ
最新刊。4巻まで来ました。

田舎の貧しい水呑百姓だった藤吉が、

どんな困難にもめげず一生懸命働き、

武士と言う身分に登っていきます。

とにかく身分が低いと言うことだけで、

堪え難い侮辱や困難が次から次と襲いますが、

藤吉の真面目で信用できる人柄と

人一倍の働きぶりで、良き縁を捕まえていきます。

現代にも反映しながら読むと面白いと思いました。

見ている人は見ている。

人を馬鹿にする人はいずれは惨めな結果が待ち受ける。

藤吉は、苦しかった時から協力してくれた人たちを

出世してからも大事にします。

また、どんなに身分が上がろうとも

共に働く「馬」の世話を一生懸命にします。

特に歳を取って来た馬の世話は誰にもさせず、

自らが朝早くから真心込めて世話をします。

自分の出世の基盤を共に歩んで来た馬を大事にする心根が

殿様にも伝わり出世していくのだと思いました。

新刊も楽しみな一冊です。



いつもありがとうございます

肉じゃが・さんま・サラダ   2017.9.5(火)

今夜は、肉じゃが・さんま・サラダ・こんにゃくの甘辛煮。

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今日はお天気も良くて気持ちの良い一日。

食欲の秋。

食事も美味しく感じて本当に有難い。



いつもありがとうございます
プロフィール

cn7145

Author:cn7145
生れも育ちも仙台。外見も性格もとても地味。物があふれているのが苦手。食べ物の好き嫌いほぼ無し。本と猫好き。好きな言葉「喫茶喫飯」。

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