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宮本 輝 「水のかたち・上下巻」

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東京の下町に暮らす主婦・志乃子は50歳。

近所の喫茶店で、

年代ものの文机と茶碗と手文庫を貰い受ける。

やがてそこから予期せぬ出会いと

新たな人生の喜びが…。
(あらすじより)

・・・・・・・

「水のかたち」って何かなぁと考えながら読んでいました。

『水は流れて来て落ちて・・・
水の道へと向かって行って、
水の道の形になり、
水草の繁っているところでは水草の形になり、
石と石とに挟まれた細い水路では、
水路の形になり・・・
それなのに、水であることをやめない。
他のどんな形に変化しようとも、
水でありつづける。』

水の流れと言う表現ではなく、

水のかたちと言う表現の意味が分かりました。

・・・・・・・

『人間に生まれたから人間になるのではない。
人間になるための教育を受けなければ
人間になれないのだ。』

・・・・・・・

作中に終戦直後の北朝鮮から

38度線を日本に引き揚げる家族の話が登場しますが、

お名前以外は全て実話で登場します。

過酷過ぎる当時の様子が胸を締め付けられます。

・・・・・・・

『信じるというのは心の問題だ。
世のあらゆる物事や事象に、
自然に信じられることなど
ひとつもない。
信じると決心したら
信じられるようになっていく。
私はこの半年間で、
そのことを学んだのではないか。』

・・・・・・・

この物語の主人公「志乃子」と言う女性は、

自分を善人に仕立てあげようという気なんて、

ひとかけらも持っていない。

自然にすなおで、

自然に謙虚で、

自然に礼儀正しい。

と表現していました。

とても素敵な魅力的な女性像です。

・・・・・・・

沢山の心に残る言葉があって書ききれない・・・

ストーリーよりも

言葉の美しさ、事象への奥深い表現に

しみじみ読み終えました。




いつもありがとうございます
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ナポリタン    2020.9.18(金)

今夜はナポリタン・ポテサラ・コーンスープ。

お漬物に柿。

ポテサラはスーパーで買いました。

どっかのおやじに

「ポテサラぐらい作ったらどうだ」と言われそう(^^)

コーンスープもレトルト(^^)

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・・・・・・・・・・・・・・・・

白ミコさん、のびのび~。

細く見えます(^^)
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いつもありがとうございます
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cn7145

Author:cn7145
生れも育ちも仙台。外見も性格もとても地味。物があふれているのが苦手。食べ物の好き嫌いほぼ無し。本と猫好き。好きな言葉「喫茶喫飯」。

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