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藤沢 周平  「時雨みち・山桜」

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11の短編の中の「山桜」



20ページ程の短い物語です。



桜の描写、

緻密な心情表現に引き込まれます。



先の嫁ぎ先で夫を亡くし

実家に戻された「野江」。

再婚先の磯村家では、

嫁として努めても蔑まれ、

馴染めず辛い日々…



ある日、

叔母の墓参りに立ち寄った先の

美しい山桜のたもとで

手塚弥一郎と出会います。



手塚と野江の出会いが、

本当の縁となります。



後に弥一郎が

賂で私腹を肥していた重臣を

刺殺するという事件を起こします。



本来なら切腹ものですが、

弥一郎の処分は寛大なものとなり、

長期の投獄で済む処分となります。



野江は再婚先から

去り状をもらい離縁します。



野江にとって本当の嫁ぎ先は、

弥一郎の家と思いを決めます。



野江が山桜の枝を携えて

弥一郎の家に向かう覚悟の場面が

とても清々しく美しいです。





いつもありがとうございます
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西條 奈加  「亥子(いのこ)ころころ」

西條奈加亥子ころころ

あ~面白かった~!(^^)

・・・・

武家出身の和菓子職人・冶兵衛。

出戻り娘のお永。

お永の娘お君。

親子三代で営む和菓子屋

「南星屋(なんぼしや)」。

毎日二品のみ販売。

日本全国を旅して

地域それぞれの和菓子を勉強した

治兵衛の作る和菓子は

こだわり抜いた絶品物で、

いつも客で賑わう。

・・・・

このシリーズは第二弾。

今回は、店の前で行き倒れになった

和菓子職人の雲平を助けた事で、

雲平が冶兵衛の店を手伝う事になります。

・・・・

雲平は、兄弟同然の職人仲間の亥之吉に会いに

京から江戸にやって来ましたが、

亥之吉は行方不明になっていました・・・

・・・・

治兵衛はじめ、お永・お君・

そして冶兵衛の弟五郎まで

亥之吉探しを手伝います。

・・・・

亥之吉の行方不明の事情が

ホロリ泣けます・・・

・・・・

和菓子独特の作り方や

形・味まで丁寧に描かれていて、

とても美味しそう~

実際食べてみたいものばかり(^^)

職人の技を想像しながら

読み進める事が出来ました。

・・・・

和菓子作りを土台に、

家族や人とのご縁と絆が

ほんわか爽やかに描かれていて、

次の刊が待ち遠しい作品であります(^^)





いつもありがとうございます

柴田 よしき  「お勝手のあん・あんの青春~春を待つころ~」

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第2弾。
・・・・・

品川宿に奉公に行った「お安(やす)」こと、

あだ名の「あんちゃん」の奮闘物語。

・・・・・

もっと面白くなっているかと思ったのですが、

イマイチでした・・・

・・・・・

若干15歳の「あんちゃん」の料理修行。

江戸でも10本の指にはいるだろうと言われた料理人

兄弟子「政一」から

「一番弟子」と認められた「あんちゃん」。

・・・・・

あんちゃんが優等生過ぎかなぁ・・・

紅屋での下働きをしながら

料理も学ぶんですが、

鼻が利くあんちゃんの優秀なこと・・・

・・・・・

貧しくて女衒に売られそうになったあんちゃん。

父親が博打で借金・・・

似たような物語が多いもんですから、

食傷気味でした。






いつもありがとうございます

千野 隆司  「出世商人二」

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困難に立ち向かいながら

借金返済をして

亡くなった育ての父の店を

立ち直らせる文吉の物語。

・・・・・・・

なんか好きだねぇ~

こういう系の本って感じ。

千野隆司さんが好きだから、

ついつい読んじゃうんですよねぇ。

・・・・・・・

今回も若干16歳の文吉が

「元気丸」なる滋養強壮の薬を売り歩いて

借金返済に頑張ります。

・・・・・・・

その薬の評判が良く

邪魔をする敵対薬種店の面々。

文吉は薬を作った医師や

世話になっている仲間に、

姉のように慕うお邑(むら)や

友達の宗助と共に、

ある時は乱闘での戦いをします。

・・・・・・・

文吉の武器は

「すりこぎ」一本と言うのが

クスっとします。

・・・・・・・

今回は期日がせまっていた

借金を返す事が出来ましたが、

まだまだ借金はあるので、

これからも文吉の苦難は続きます。





いつもありがとうございます

千野 隆司  「札差高田屋繁昌記三・兄の背中」

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シリーズ3作目にして完結。

札差高田屋新米跡取り「新五郎」の

商売を通して成長する物語最終巻。

・・・・

今回は札差屋として

貸し付けする客の中に

博打で身を滅ぼそうとする札旦那を

未然に防ぎます。

・・・・

幕府からの米の配給を

札差に換金してもらい暮らしている為、

二年三年先の配給禄米を担保にして

借金する札旦那(武士)達。

他に収入がない為、

困窮する家族が多い中、

それぞれが持ち合わせている特技を生業にして

生計にあてる為に、新五郎が手助けします。

・・・・

客と共に商売を繁昌させる姿勢は、

亡くなった兄から学んだ事。

その兄の妻である「お鶴」に

想いをかける新五郎は、

少しでも兄に近づきお鶴に

認めてもらいたいと努力します。

・・・・

お鶴は夫を亡くした為に実家に戻り、

自ら貸金業の商いを開きます。

お鶴の商いの在り方も

兄の思いが根底にあります。

・・・・

新五郎とお鶴は、

互いに想いあいますが、

完結編にして

「これからどうなるのか」

で終わっています。

・・・・
新五郎が跡取りとして、

商売が出来るようになった時に、

お鶴に想いを告げるという余韻が

心地良い物語でした(^^)





いつもありがとうございます

千野 隆司  「札差高田屋繁昌記二・生きる」

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武士の身分を借金の返済の為に売るか・・・

妹を売るか・・・

第二巻目も

札差高田屋の新米跡取り「新五郎」の

人助けが冴えわたります。

・・・・

二年後まで借金をしている

民之介と久実の兄妹は

少しでも返済に回せるよう

自宅の庭全てを畑にして

野菜を売っています。

その見事な作りぶりが

のちに兄妹の「生きる」道へと

新五郎が導いて行きます。

・・・・

伏線として

新五郎の世話になっている天佑の甥が

事件を起こします。

新五郎と天佑は

宇吉郎に罪を犯させまいと

仕事を歩っぽり出して奔走します。

・・・・

甥の宇吉郎と

想い合った「おたま」の自死・・・

おたまを自殺に追いやったのは

新五郎の同業者である誠之助だった・・・

・・・・

新五郎は亡くなった兄の商売の姿勢を

お手本としています。

「客と共に繁昌してこそ

末永い商売が成り立つ」

兄嫁のお鶴の助言が

今回も新五郎を奮い立たせます。

また、早く嫁取りをしろと

両親から言われ

お見合いをするのですが・・・

なぜか破談になる・・・(笑)

・・・・・

今回も辛い場面もありましたが、

武士を捨てる事で

「生きる」道を得た兄妹の姿が

清々しかったです。





いつもありがとうございます

暖をとる    2020.11.10(火)

今朝は寒いです・・・

我が家の猫さんも暖をとる為、

工夫しているようですが・・・

黒メイさんはポットの上ですか・・・
20201110メイ



・・・・・・・・・・・・・・

白ミコさんは、テーブルの下の椅子。

エアコンの温風が

程よく流れて来る絶好の場所です。
20201110ミコ



朝早く起きるの辛い季節に入って来ました。

朝弱いワタクシなので、これからの季節、

何とか踏ん張って起きねば・・・






いつもありがとうございます

月に一度の家族で外食    2020.11.9(月)

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月に一度位で

母と妹と外食しています。

今回はお茶が専門ですが、

お食事も美味しいお店で食べて来ました。

茶そばが美味しかったです(^^)

お茶の他にお菓子も沢山販売しています。

サンドウィッチマンお勧めの大福も

こちらのお店のお品物(^^)

食後店内で販売しているお茶やお菓子を

見て回り、母は急須やお菓子やお茶を購入。

買い物は楽しいですね(^^)





いつもありがとうございます

本日のお弁当とゼノール    2020.11.9(月)

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本日のお弁当。

お昼にがっちり食べるので、

夕飯は具沢山のお味噌汁と

ご飯と納豆や漬物で充分(^^)

・・・・・・・・・・・・・・

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筋肉疲労と言うか肩こりや背中の凝りで

鎮痛消炎剤のお世話になっています。

病院で処方される「スミル」が

とても効くんですが、

病院へ行くの面倒なので

市販のゼノールでしのいでいます。

結構湿布系の匂いがあるので、

休日で使用。

マッサージに行きたいなぁ~(^^)





いつもありがとうございます

本日のお弁当     2020.11.7(土)

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今日も美味しく頂きました(^^)

・・・・・・・・・・・・・・

コストコって行った事がないのですが、

とても楽しくお買いものできるそうですネ(^^)

職場の人がご家族で買い物に行くそうですが、

お勧めが色々ある中で、

「豚汁」がとても美味しかったとか。

最近のお気に入りだそうです(^^)

「パン」

「冷凍ぎょうざ」

「トイレットペーパー」

などもお勧めと言っていました(^^)

一回の買い物金額が2~3万円とか!

安くて量もあるので

買い置きには良いですよね。

一度行ってみたいものです(^^)





いつもありがとうございます

鳴子峡    2020.11.6(金)

鳴子峡に紅葉見に行って来ました。
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寒くもなくて丁度見頃でした。
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温泉に入って
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古民家風のお蕎麦屋さん。
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細麺の山菜そば。

喉越しが良くペロリでした^m^
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まったり秋満喫の一日でした(^^)
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いつもありがとうございます

本日のお弁当    2020.11.5(木)

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風が強かったです。

洗濯物がすぐに乾きました(^^)

寒くなると、

猫ちゃんが布団に入って来るので

それが嬉しいんですよねぇ。

昨夜は黒メイさんが

ソロリソロリと入って来ました(^^)

たまにお腹や背中に乗っかります。

適度な重さなので

腰痛の時など助かります。

いまだにフミフミする黒メイさん、

何気にマッサージしてくれている感じです(^^)





いつもありがとうございます

本日のお弁当    2020.11.4(水)

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今日のお弁当。

風が冷たくなり、寒くなって来ましたねぇ。

あっと言う間に紅葉になり、

落ち葉が賑やかですね。

ピーンと引き締まった夜空を見上げたら

星が出ていました。

ゆっくり空を見上げる時間も

気持ちが癒されますねぇ(^^)

明日も無事故で頑張れますようにm(__)m





いつもありがとうございます

千野 隆司  「札差高田屋繁昌記一・若旦那の覚悟」

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江戸時代、

役を貰えず、幕府から支給される禄米で

生計を立てる武士たちが大変多かったそうですが、

あまりに少なすぎる米の支給に

日々の暮らしが苦しく、

借金をしながら、

なんとか暮していたそうです。

・・・・・

侍たちは、

禄米を得た段階でお金に換えて

暮らしにしたそうです。

その手続きやら換金を請け負ったのが、

札差屋。

・・・・・

換金の際は、

翌年や翌々年の禄米も換金して前借したそうです。

その利息で札差屋が利益を得て

商売としたわけで、

当時の札差屋はかなり儲けており、

裕福だったみたいですね。

・・・・・

札差稼業高田屋の跡取り次男坊新五郎の

人情物語です。

・・・・・

跡取りだった長男惣太郎が事故で亡くなり、

次男の新五郎が引き継ぎます。

・・・・・

お気楽な次男坊から、

跡取りとしての責務に、

父親や番頭さんから

咤激励される日々の新五郎。

・・・・・

新五郎は、

仕事をしながら亡くなった兄惣太郎の

商売としての姿勢を学びます。

・・・・・

兄惣太郎の言葉。

「商いが繁昌するのは大切なことだ。

しかし、商人だけが儲かるのでは、

本当の繁昌ではない。

客と共に栄えることが、

末永い繁昌に繋がる」

・・・・・・

新五郎の、

利益だけを追求する商売ではなく、

客の暮らしをも助けようとする姿が

描かれています。

・・・・・・

新五郎の亡くなった兄の嫁「お鶴」への

ほのかな想いも楽しみなシリーズです。






いつもありがとうございます

千野 隆司  「髪結おれん」

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江戸の片隅、

健気に生きる髪結い姉妹の

波瀾万丈な恋模様を描く人情時代小説。

・・・・

「おれん」16歳~20歳を描いています。

両親は早くになくなり、

姉の「お松」と髪結いの仕事で

逞しく暮らしています。

・・・・

恋仲の弥吉が、

絡まれたやくざ者を刺殺してしまって、

島流しに・・・

・・・・

「おれん」の試練の日々と、

それでも人の為、

なにくれとなく世話を焼きます。

・・・・

4年後、

ご赦免になって島流しから帰って来た弥吉。

弥吉を待っていた「おれん」でしたが、

岡っ引きの手先をしていた郷太と

夫婦になって

子供も生まれる時でした・・・

・・・・

「おれん」にとって

大事な恋仲の弥吉を忘れる事は

出来ませんでしたが、

日々の暮らしの中で、

郷太が姉妹を守りながら

励ましてくれる姿に

郷太からの申し出を

受け入れた「おれん」でした。

・・・・

弥吉は、

いつご赦免になるか分からない身の上で

「おれん」の倖せだけを祈っていた事で、

自分との夫婦約束より

「おれん」自身の倖せを喜びます。

・・・・

5つの「おれん姉妹」に関わる物語。

髪結いを通して、

それぞれの女性の心の底を

見る事で助け合います。

・・・・

最後の章で

悲しい出来事が起こります・・・

ご赦免になって

郷太・おれん夫婦に暮らしを

協力してもらい、

生き直す矢先の弥吉でしたが・・・

やるせないと言うか

悲しすぎる弥吉の人生となります。

それでも「おれん」に対して

笑顔を向ける弥吉に

せつなくなりました・・・

弥吉23歳・・・

りっぱな青年でした・・・





いつもありがとうございます
プロフィール

cn7145

Author:cn7145
生れも育ちも仙台。外見も性格もとても地味。物があふれているのが苦手。食べ物の好き嫌いほぼ無し。本と猫好き。好きな言葉「喫茶喫飯」。

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