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千野 隆司 「入り婿侍商い帖 関宿御用達三」

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家禄三百五十石の旗本家の次男だった角次郎は米屋の大黒屋に婿入りした。関宿藩の御用達となり新米番船で2番に入った大黒屋の商いは順調にみえた。ところが店舗拡大を考え始めた矢先、本所深川一帯で大火事が起こり、大黒屋の店舗も焼失してしまう。無事の倉庫に散りぢりになった家族や従業員が再集結するが、義母・おトクは戻ってこない。取り乱す義父・善兵衛を気遣いつつ、角次郎は商い再開に向けて動き出すが…。

・・・・・・・・・・・・・・・

角次郎にまたまた苦難が到来。

今度は、大火事。

軌道に乗り始めた米屋の店舗も失ってしまう・・・

家族が離れ離れになり必死に探す角次郎。

義母だけが見つからない・・・

義父が探し続けながら、角次郎達は店を再開する。

火事で焼失した店の再開は無理と見て取った取引中止が重なるも

義父が火事で避難する際に助けた老舗米屋に助けられることに・・・。

人が仕事をして行く上で大切な事が物語の端々に綴られています。

苦難を苦難として現実を受け入れ、

その場にとどまる事なく再開しようと力を振り絞る姿は

家族の為地域の人の為の角次郎の性根の強さの現れ。

女房も店の使用人もそんな主人の元で働くので

信用のある人ばかりが集まります。

角次郎は、婿としての遠慮は全くせずに

積極的に真摯な働きぶりをします。

読んでいて動きがあり、スカっと晴れやかになる読後感です。



いつもありがとうございます
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Author:cn7145
生れも育ちも仙台。外見も性格もとても地味。物があふれているのが苦手。食べ物の好き嫌いほぼ無し。本と猫好き。好きな言葉「喫茶喫飯」。

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