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小川 未明 「赤い蠟燭と人魚」

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とても哀しいお話です。

人間の住んでいる町は美しく、

人情があり、優しいと思い込んでいた母親人魚が、

産まれたばかりの赤ん坊人魚を人間に託します。

ロウソク造りをしていた老夫婦に育てられた

少女人魚の描く蠟燭が

水難除けになると遠くまで評判になります。

そんな時、人魚を売ってほしいと

香具師が老夫婦に言葉巧みに近寄ります。

あんなに可愛がり優しかった老夫婦が、

少女人魚を売ってしまいます。

それから起こる事は、

人の欲望の結果引き起こした罰となります。

誰も少女人魚を思いやる事なく、

どんなにか孤独で寂しかったでしょう…

酒井駒子さんの絵が少女の想いを

美しく表現していて、

物語としても作品としても素敵な一冊と思いました。


いつもありがとうございます
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Author:cn7145
生れも育ちも仙台。外見も性格もとても地味。物があふれているのが苦手。食べ物の好き嫌いほぼ無し。本と猫好き。好きな言葉「喫茶喫飯」。

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