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西條 奈加  「まるまるの毬(いが)」

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親子三代で商う和菓子屋「南星屋」

女房を早くに亡くした治兵衛は、

出戻りの一人娘のお永と孫のお君の三人で

趣向を凝らしたお菓子作りをして日々穏やかに過ごして居ます。

タイムスリップしてぜひ行って見たいなぁと思わせます。

中盤から家族にとっての大きな出来事が起こり

孫のお君は悲しみます。

その悲しみを乗り越えたのは

治兵衛のお菓子作りでした。

そしてお君はおじいさんの菓子作りを継ぎたいと決心します。

治兵衛の周りの人々のキャラクターも素敵ですし、

眼に浮かぶ風景がほのぼのします。

辛いことや悲しい事も家族で乗り越えると言う

逞しくも優しい物語に読後感も爽やかになりました。

吉川英治文学新人賞受賞作品だそうです。



いつもありがとうございます
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生れも育ちも仙台。外見も性格もとても地味。物があふれているのが苦手。食べ物の好き嫌いほぼ無し。本と猫好き。好きな言葉「喫茶喫飯」。

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