畠山 健二 「本所おけら長屋 十一」

出ました最新刊!
あ〜ぁ…
もう読み終わったよ…
何でこんなに面白いんだろう…
どんな貧乏だって、
惨めな環境だって、
人として曲げちゃあいけねぇことがあるじゃねぇか!
・・・・・・・・・・・・
粋で頑固でお馬鹿で面倒見が良くて、
子供を可愛がる。
この現代だからこそ受けるのかなぁ。
万造、松吉の万松と
八五郎の活躍が更にアップして登場。
八五郎の、親に捨てられた子供に向かって言うセリフが、
泣けますよ…
叱りつけるのではない、
説教垂れるのではない、
五才の子供にケジメを付けさせると言う八五郎は、
親として、男として最高です。
何気に万松の二人の探索能力の素晴らしさが
いつになく輝いています。
どの物語もオチが宜しくて読後感爽やかになります。
松吉は自分の家族の話をしません。
それは何故か?
万造のためです。
言いたい事を言い合う、
飲む打つ買うばかりで、
貧乏暮らしの二人ですが、
松吉の万造への優しさが伺えます。
最高の相棒ですねぇ(^^)
オススメ度★★★★★5つ!
いつもありがとうございます

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