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エレファントカシマシ 「序曲 夢のちまた」

エレファントカシマシ 「序曲 夢のちまた」



2009年の日比谷野外音楽堂ライブの時。

宮本さん42歳頃。

・・・・・・・・・・・・・・

『世を上げて 春の景色を語るとき
暗き自部屋の机上にて
暗くなるまで過ごし行き
ただ漫然と思いいく春もある

いい季節だ どこへ行こう
不忍池など楽しかろう
雨になれば水が増して
さぞ 水鳥もおどろくだろう

忘れるだろう 忘れるだろう
今日一日のできごとなど
何をなしても 忘れ行くのみで
忘れ行くさ 夢のちまたへ

明日は晴れか 雨になるだろうか
明日こそは町へくりだそうか
明日になればわかるだろう
明日もたぶん生きてるだろう

春の一日が通り過ぎていく
ああ 今日も夢か幻か
ああ 夢のちまた』

・・・・・・・・・・・・・

すごい・・・

すごいの一言のみ。

美しい日本語で美しく歌っていると思う。

この人の世界観は万人受けはしないけど

確実に浸透していると思います。

理解できるかできないか・・・

この人の歌詞は文学。

この人が好きなのは、

こういう歌詞を淡々と歌い上げながらも

胸の奥にある思いを叫び、

吐き出す表現が図抜けているから。

・・・・・・・・・・・・・・

この歌は宮本さん22~3歳頃に作ったそうです。

20代前半でこの七五調で歌を作る宮本さん。

やっぱ大事にしたいバンドです。







いつもありがとうございます
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生れも育ちも仙台。外見も性格もとても地味。物があふれているのが苦手。食べ物の好き嫌いほぼ無し。本と猫好き。好きな言葉「喫茶喫飯」。

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