時代小説アンソロジー 「いのち」

①朝井まかて「駄々丸」
②安住洋子「桜の風」
③川田弥一郎「雪の足跡」
④澤田瞳子「瘡守」
⑤山本一力「ツボ師染谷」
⑥山本周五郎「駈込み訴え」
⑦和田はつ子「よわい桃」
・・・・・
安住洋子「桜の風」・澤田瞳子「瘡守」
が特に良かったです。
・・・・・
安住洋子さんの作品は、
小石川療養所で奮闘する若者医者の物語。
真面目で一直線な淳之助と
療養所の働き手である伊佐次が活躍。
貧乏暮らしの市井の人々を
精一杯治療し看護する姿が感動します。
・・・・・
澤田瞳子さんの作品は
「梅毒」を患いながらも
懸命にお互いを思いやる夫婦の物語。
コロナ罹患者への風評被害など
最近の世間にも通じる考えさせられる物語でした。
いつもありがとうございます

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