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時代小説傑作選 「はなごよみ」  

はなごよみ

①中島要「吉原桜」

②廣嶋玲子「桜の森に花惑う」

③梶よう子「あじさい」

④浮穴みみ「ひとつ涙」

⑤諸田玲子「縁の白菊」

⑥宮部みゆき「侘助の花」

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四季折々の花々をテーマに物語が描かれた短編集。

・・・・・・・・・・・・・・

浮穴みみ「ひとつ涙」が良かったなぁ。

幼なじみとの気づかなかった想いが実るお話。

朝顔の花を育てるのが下手くそな「おまき」。

「おまき」を幼い頃から想っていた「丈二」。

二人に共通の親しい兄貴分と、

兄貴の想い人との恋が実る流れから、

二人の想いも近づく。

しっかり育てようと丈二がおまきに持って来た朝顔の鉢が

二人の幸せな行く末を示していて、

読後感がとても爽やかでした。




いつもありがとうございます
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Author:cn7145
生れも育ちも仙台。外見も性格もとても地味。物があふれているのが苦手。食べ物の好き嫌いほぼ無し。本と猫好き。好きな言葉「喫茶喫飯」。

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