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古処 誠二「ルール」




鳴神は八木沢の心臓の上に手を置いた。

動いている。

自分の手のひらは、その鼓動を

しっかりと感じている。

助かる。

死にはしない。

八木沢の心臓を鳴神は何度も確認した。

自分が死神ではないことを

証明してくれているような鼓動を、

小指が切り取られた手のひらで

確かめ続けた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この作品で最も好きな作家となった

古処誠二。

なかなか新刊を出さない作家。

何度か直木賞候補になるも

未だ受賞はならず。

いずれ近い将来受賞すると確信しているが、

出来れば、遡ってこの「ルール」で

受賞して欲しかった。




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Author:cn7145
生れも育ちも仙台。外見も性格もとても地味。物があふれているのが苦手。食べ物の好き嫌いほぼ無し。本と猫好き。好きな言葉「喫茶喫飯」。

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